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庵。と音楽ライフ

試行錯誤しながら、教えられることは教えていく。そんな場所です。

「歌ってみた」のクオリティがワンランク向上する方法!

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「歌ってみた」やってみたい!!

歌ってみたをやってみたいという方はかなりの人数いると思います。そして、実際に収録やmixをしてみて、有名な歌い手さん達との違いに愕然としたのではないでしょうか。確かに有名な歌い手の方々はとても高価な機材と、とても高度な技術を用いているので同じように作るには数年かかってしまうと思います。しかしながら、有名な歌い手の方々も安価な機材と未熟な技術で作業を行っていた時期が必ずあります。この記事では、「お金がない」「どうやれば上手くいくのかわからない」といった状況で使える知識、技術をお教えしていきます。




一番最初に気をつけること

「歌ってみた」作成の上で一番気になるポイントとすれば、音質ではないでしょうか。しかしながら、音質はそう簡単には変えることはできません。
ではどこを変えればいいと思いますか?



まずは、録音です。
録音の段階でノイズが入ってしまうと、mixの段階では除去することはできません。初心者の頃にはよくmixで全てのミスやノイズが編集できると思いがちです。しかしながら、mixは魔法の編集技術ではありません。ある程度のミスやノイズは修正はできますが(とてもお金と技術が必要)、根本的なミスや修正できないミスも存在します。
なので、収録の段階でミスやノイズを無くす方が金銭面的にも技術的にも優しいと思われます。
では、どのようなことに気をつければ良いのでしょうか。わかりやすいように、気をつけるべきポイントを箇条書きで説明していきます。


  • 環境音

声の収録を行う際には必ず静かな環境で録音を行ってください。なるべくならばスタジオで録ることをオススメします。スタジオでは各部屋にドラムが設置してあると思いますが、声を出すとドラムが振動して音が出てしまうためドラム全体に毛布などをかけて音が出ないようにしましょう。さらに、エアコンなど音を発する機器の電源は全てoffにしましょう。そうすることで純粋に声だけを収録することができると思います。
自宅で収録する際にはさらに環境音に気を配らなければなりません。自宅ではTVやエアコン、外から聞こえてくる虫の鳴き声や工事の音など様々な音が入り込んでしまいます。全てを完全にカットすることは難しいと思いますが、極力そのような音が入らないような場所で収録を行いましょう。


  • 保存形式をWAVにする

作曲や編曲など音楽を製作する世界ではほとんどの音源がWAV形式です。WAVの方が音質も良く、様々なDAWソフトに読み込むことができるので必ず保存形式はWAVにしましょう。


  • 歌のピッチを合わせる

とても当たり前のことなのですが、歌のメロディーと自分の歌声の音程がずれているとヘタクソに聞こえます。しかし、mixでどうにかなるだろうと思ってしまいミスをそのまま放置している方がかなりの数います。はっきり言ってmixではどうにもなりません。無料でピッチ修正ソフトなども配布されていますが、フリーソフトではほとんど修正できません。仮に高いお金を出してソフトを買ったとしても、修正には高い技術力が求められるので簡単には修正はできません。なので、録音の段階で歌のピッチは確実に合わせてください。なかなかうまく歌えない場合は、合うまで何度でも録り直してください。厳しいことを言うようですが、それほどに歌のピッチは大事です。裏を返せば、歌のピッチが確実にあっていればmix段階での作業をかなり減らすことができます。歌を歌っている時間の数倍の時間を要してしまうので、頑張って綺麗な音源を作っていきましょう。


  • マイクと口との距離は一定にする

歌を収録する際には、マイクと口の距離は一定にしてください。そうしないと、録音した各音源の音量がバラバラになってしまい声の質感も変わってしまいます。mixの段階で音量は調節できますが音の質がおかしくなってしまうため歌う時の距離感は気を付けましょう。最初に決めた立ち位置の場所にテープなどで印をしてから収録を始めればその場から動いて休憩を取ることもできるためオススメです。


  • 音が割れないようにする

録音の段階で声の音量が割れないようにしましょう。音源が割れてしまっている場合、そのあとの作業で修正することはどうやっても不可能です。mixの段階で音源が割れていることに気がついた場合にはもう一度撮り直すしか方法がないので非常に時間と手間がかかってしまいます。そのため、収録を行っている段階で音割れには細心の注意を払ってください。


  • ポップガードを利用する

「ポップガード」と言われるものをご存知でしょうか?人間が「ば」や「ぴ」などの音を歌うと破裂音と口から出る風の音がマイクから収録されてしまいます。このような雑音をリップノイズといい、そのリップノイズを防ぐためにポップガードを利用します。

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ちなみに私はこれを利用しています。
これは少し高いのですが、安いものであれば

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このようなものもあるため、是非購入を検討してみてください。

また、簡易的なものであればハンガーとストッキングでも簡単に作成することができます。ハンガーをポップガードのように丸く折り曲げ、そこにストッキングを被せるだけです。かなり機能性は落ちますが自宅で収録する際には十分活躍できるものではないかと思います。そこでポップガードの機能を感じることができたらしっかりとしたポップガードを購入してみましょう。


  • 歌ってみたで一歩でも先に進むために

歌ってみたはパソコンとマイクがあればできますが、最初からクオリティの高いものはなかなか作ることができません。しかし、今回紹介したポイントをしっかりと抑えることができれば今の歌ってみたよりも確実に一歩進むことがきます。この記事では、機材のことやmixのことには触れませんでしたが機材やmixはお金がかかったり技術習得に非常に時間がかかったりするため初心者がいきなりできることではありません。 そのため、録音という一番大事なところを詳しくこの記事に書かせてもらいました。機材やmixについては別の記事で詳しく書こうと思っています。
まずい食材からはまずい料理しかできないように、音源が悪ければ質の悪い歌ってみたしか作ることができません。まずは完璧な音源を用意することができるよう、頑張りましょう。